「急がねば死者が出る」飛行機が消息不明になったら航空会社はどうする? 機長や乗客の動揺の裏で行われる『ロスト・フライト』の“緊迫”対策会議シーン公開

『ロスト・フライト』© 2022 Plane Film Holdings, LLC. All Rights Reserved.

『ロスト・フライト』いよいよ公開目前!

航空パニックと脱出サバイバルのハイブリッド・アクション『ロスト・フライト』が2323年11月23日(金)より全国公開。

反政府ゲリラが支配する危険な島に不時着した東京行きの旅客機と、怯える乗客を守るべく奮闘するベテラン機長、護送中だった殺人犯、人命すらビジネスに置き換える凶悪なゲリラなど、あらゆるサスペンス要素が交差する衝撃作だ。

元MI6所属のスパイ小説化による“いつ、どこでも起こりうる”リアルな脚本をベースにした本作から、危機管理のスペシャリストが提示した“衝撃の救出策”を映し出した本編映像が解禁。併せて実力派キャストが語る、リアリティを追求した役作りに関する貴重コメントも到着した。

緊急事態に即時対応可能な”戦力”とは?

このたび解禁となった本編映像に映し出されるのは、トランス機長(ジェラルド・バトラー)らが操縦する旅客機が不時着する史上最悪の危険地帯、反政府ゲリラが支配する孤島! ……ではなく、航空会社の危機管理室。

映像冒頭、見知らぬ島に取り残され不安を募らせる乗客たちをなだめるトランス機長。一方そのころ、航空会社では消息不明となってしまった119便の乗客・搭乗スタッフたちを救うべく、緊急会議が行われていた。

重役たちが集まる危機管理室で指揮を執るのは、元特殊部隊員であり、現在は企業の経営戦略・危機管理のスペシャリストを務めるスカーズデイル(トニー・ゴールドウィン)。彼は「不時着したのが海でも陸でも、急がねば死者が出る」と、一刻を争う事態だと主張する。

救出の協力を仰ぐべきは、国の正規軍かCIAか? するとスカーズデイルは”民間の協力者”の助けを借りることを提案。すなわち”傭兵”を雇うと言うことだ。旅客機の現在地とされる場所がいかに危険地帯であるかを熟知している彼は、この緊急事態に即時対応可能な”戦力”が必須だと判断したのである。

過酷なゲリラ島からの脱出を試みるトランス機長たちの裏で進む、傭兵たちによる救出作戦……。果たして救出は間に合うのか?

「米政府とCIAのために動く、非政府警備事業にずっと魅了されていたんだ」

スカーズデイルを演じたのは、『ラストサムライ』や『ドリームプラン』など数々の名作に出演し、プロデューサーや監督としても活躍の場を広げる名優トニー・ゴールドウィン。彼はこの役柄が自分の心に響いたと話す。

非政府警備事業というものにずっと魅了されていたからね。彼らは傭兵、あるいは民間軍事会社と呼ばれることもある。大半の人には知られていないが、アメリカ合衆国政府とCIAのために多くの仕事をこなしている、とても成功している会社が複数あるんだ。

製作者としても活躍する彼は、本作に関わる前からこうした方面の知識があった。また、以前からのリサーチで、多くの工作員は紋切り型のいかにも軍人らしい態度を取らないものだと分かっていたようだ。

こういった傭兵会社が関わる企画で仕事をしたことがあったから、スカーズデイルを演じる依頼が来たときは、既にそのテーマについて多くの資料を読んでいたんだ。すぐにその仕事と専門知識の領域を理解したよ。

スカーズデイルのことは、上等なスーツを着た、成功したビジネスマンとして描きたかった。特殊部隊での経歴を持っているなんて、誰も見当もつかないようにね。

『ロスト・フライト』は2023年11月23日(木・祝)より全国ロードショー

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