ライドシェア超党派勉強会が発足 函館市長ら首長から意見聴取

「ライドシェア」の勉強会初会合であいさつする小泉元環境相(奥左から3人目)=22日午前、国会

 一般ドライバーが自家用車を使い有償で客を運ぶ「ライドシェア」導入を目指す超党派議員の勉強会が22日、発足した。国会内で開いた会合には世話人の小泉進次郎元環境相ら自民、公明、立憲民主、日本維新の会、国民民主各党の議員約20人が出席。俳優大泉洋さんの兄で北海道函館市の大泉潤市長ら自治体首長から意見を聴取した。

 会合で、小泉氏は「国民が抱える安全面の不安に関し議論したい」と述べた。首長はライドシェア導入を求める「活力ある地方を創る首長の会」のメンバーで、早期実現を訴える要望書を提出した。ライドシェアは、道路運送法で原則禁止する「白タク行為」に当たり、安全性確保が課題に挙がる。

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