救済法案、24日審議入り 旧統一教会、衆法務委で

国会議事堂

 衆院法務委員会は22日、与野党の理事懇談会を開き、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の被害者救済に向けた関連法案について、24日午後に審議入りすることで合意した。自民・公明両党と国民民主党が共同提出し、財産処分の監視を強化する特例法案と、財産保全を目的とした立憲民主党・日本維新の会の法案を、併せて審議する。

 両法案はいずれも、法令違反などで解散命令請求を受けた宗教法人が対象。命令前に宗教法人が財産を外部移転させる恐れにどう対処するかを巡って内容に隔たりがあり、激しい論戦が予想される。

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