福井県福井市内のマンションで大量の大麻を密売目的で栽培したなどとして、福井県警福井署と県警組織犯罪対策課は11月21日、大麻取締法違反(営利目的栽培)などの疑いで、ベトナム国籍の男女3人を逮捕したと発表した。同署は3人の認否を明らかにしていない。
逮捕されたのは、いずれも福井市の無職の、31歳の女と28歳の男、36歳の男の3容疑者。8月23日から10月31日の間に女を4度、他の2容疑者をそれぞれ2度、大麻取締法違反で逮捕した。
女の逮捕容疑は28歳の男や他のベトナム人と共謀して8月23日ごろ、福井市内のマンション一室で大麻草98本を営利目的で栽培するなどした疑い。28歳の男の逮捕容疑は9月1日、同市内のマンションで乾燥大麻約4.2グラムを所持するなどした疑い。36歳の男の逮捕容疑は大麻栽培をほう助するなどした疑い。
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福井署によると、3人は知人関係。他にも事件に関わったベトナム人がいるとみて捜査している。県警は大麻草計158本を押収した。