11月22日は「小雪」 スキー場でオープン準備着々 天然雪は“ありがた迷惑”!?

11月22日は二十四節季のひとつ「小雪」です。
雪が降り始める頃とされていますが、愛媛県久万高原町ではスキー場のオープンに向けた準備が進んでいます。

久万高原町の久万スキーランドで行われているのが、人工雪による「ゲレンデ作り」です。
11月9日から始まったそうで細かく砕かれた氷が機械から噴射され、いくつもの雪山が出来上がっていました。
22日の久万の最高気温は19.1℃と、10月下旬並みの気温となりましたが、人工雪は天然のものより氷の粒が大きく溶けにくいため、作業は順調だということです。

一方、先週土曜日に初雪が降ったため、ゲレンデにはうっすらと天然雪も…

当日は、辺り一面が真っ白になっていて、スキー場の調べでは最大で17センチほど積もったそうです。
スキー場にとっては「恵みの雪」のように思えますが…

(中野太一 総支配人)
「SNSなどで『スキー場にいきたい』『テンションが上がった』という皆さんの声もあったが、準備の作業が雪が降ったことで遅れてしまうので、良い面もあれば悪い面もあるというか…」

天然雪が積もってしまうと遮熱シートを敷くといった作業が滞ってしまうため、意外にも「ありがた迷惑」ということでした。

(中野総支配人)
「この週末も冷えてくれたら雪が溶けるスピードも遅くなるので、(ゲレンデが)良い感じにできると思う。楽しみにしてもらえたら」

久万スキーランドは12月8日から今シーズンの営業を始める予定です。

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