今年おおみそかのNHK・紅白歌合戦に白組で初出場することが発表された、シンガー・ソングライターのキタニタツヤだが、16日に日本テレビ系で放送された「ベストヒット歌謡祭 2023」への出演を体調不良のために見合わせた。それに伴い、18日、19日に予定されていた全国ツアーの岐阜、神戸公演が延期となることが発表された。
しかし、12月6日・13日の2週連続で放送される、フジテレビ系の音楽特番「2023FNS歌謡祭」の13日の放送への出演が発表されただけに、その時期をメドに復帰を果たすことになりそうだ。
2011年に音楽活動をスタートさせたがキタニだが、今年リリースした「青のすみか」が、TBS系のテレビアニメ「呪術廻戦 懐玉・玉折」のオープニングテーマに起用されヒット。それが紅白初出場の決め手となった。
「大学受験の際、バンド活動を休止したが、なんと、入学したのは東京大学文学部。音楽活動を続けながら2018年3月に卒業を果たした。東大卒のソロ歌手でここまで売れたのは、キタニに近い世代では小沢健二以来になるだろう。とはいえ、インタビューなどであまり東大卒には触れていない」(レコード会社関係者)
今年は3月にASIAN KUNG-FU GENERATION、indigo la End、ヒトリエを招いて自主企画東名阪ツアーを開催。
6月にゲストにEve、NEE、suis(ヨルシカ)、indigo la Endを迎えたコラボレーションEP「LOVE: AMPLIFIED」を、7月に「青のすみか」をリリース。
8月4日、ユーチューブチャンネル「THE FIRST TAKE」にて、「青のすみか」を披露し、9月にyamaとのコラボレーション楽曲「憧れのままに」を配信リリースしていた。
「青のすみか」はリリースから約3カ月で自身初となるストリーミング累計再生数1億回を突破したが、紅白のステージでは体調万全な状態で披露してほしいものだ。