御前崎市の柳澤市長が不出馬表明 市長を2期 浜岡原発には「再稼働容認」の姿勢で迅速な安全審査求める=静岡

11月22日開かれた静岡県御前崎市の定例記者会見で、現職の柳澤重夫市長は2024年4月の任期満了に伴う市長選に出馬しないことを明らかにしました。

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<柳澤重夫御前崎市長>
「正式に来年4月の選挙には出馬しないということを申し上げさせていただきたいと思います」

御前崎市の柳澤重夫市長は2016年に初当選しこれまで2期にわたって市長を務めました。

不出馬の理由については「自身の人生における節目を迎えたため」としました。

柳澤市長は前の石原市長の市政を引継ぐ形で、現在停止中の浜岡原子力発電所について「再稼働容認」の姿勢を示し、迅速に安全規制基準の審査を行うよう求めてきました。

次期市長にも、再稼働に向けた姿勢を引き継ぎたいとしました。

<柳澤重夫御前崎市長>
「基本計画のもと、やっていくにはどうしても安全が確認された原子力発電所は稼働させざるを得ないと国が判断をしましたので、国の判断に沿って私も考えていきたいと思っています」
Q.そこを引き継いでもらいたい?
「はい」

後継者については、すでに擁立に向けて動いているということです。

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