京都府大山崎町円明寺の大山崎小学校で、このほど創立150周年を記念した植樹式が開かれた。伝統を未来につないでほしいとの願いを込め、将来、新入生たちを迎える桜の苗木を植えた。
京都乙訓ロータリークラブが社会奉仕活動の一環で、樹齢3年ほどのソメイヨシノを寄贈した。中庭であった植樹式では、150周年記念事業実行委員の児童たちが「美しく咲くようにして次の代に引き継ぎたい」とお礼の言葉を述べた。同クラブのメンバーや保護者らとともに、苗木の根元に優しく土をかけた。
同クラブの藤田正広幹事は「これからの新しい100年、150年をつくり続けてほしい」と話していた。