タイの少女舞踊団が優美な伝統舞踊を披露 京都・向日市の小学校で児童と交流

タイの伝統舞踊を実演する少女たち(向日市寺戸町・第6向陽小)

 タイの少女舞踊団が京都府向日市寺戸町の第6向陽小学校を訪れ、児童と交流を深めた。伝統舞踊を公演し、タイの文化を紹介した。

 首都バンコクの北にあるノンタブリ市のブッサバー・ナータシン舞踊学校で学ぶ6~14歳の少女13人と指導者、保護者ら。NPO法人日本タイ教育交流協会(京都市)の紹介で同小を訪問した。

 1、2年生約120人が運動会に向けて練習していた演技を披露した。その後、民族衣装姿のタイの少女たちが、音楽に合わせ、指先を繊細に動かす優美な伝統舞踊を実演した。児童たちは踊りをまねながら笑顔で観賞していた。

 参加した小学2年生(8)は「手足の動きがすごかった。楽しそうで一緒に踊った」と話し、ラダー・ヤナワニットさん(14)は「日本の子どもたちも踊ってくれてうれしかった」と喜んでいた。

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