久常涼が開幕戦4位スタート 星野陸也10位 比嘉一貴16位/欧州男子

2年目のシーズン開幕戦で好スタートを切った久常涼(Chris Hyde/Getty Images)

◇欧州男子◇フォーティネット オーストラリアPGA選手権 初日(23日)◇ロイヤルクイーンズランドGC(オーストラリア)◇7134yd(パー71)

DPワールドツアー(欧州ツアー)の新シーズンが開幕した。昨季まで下部チャレンジツアーが主戦場だったジョエル・モスカテル・ナフション(スペイン)が「63」をマーク。25歳の伏兵が8アンダー単独首位で飛び出した。

7アンダーの2位に、地元オーストラリア出身で海外メジャー2勝のミンジー・リーを姉に持つミンウ・リー。昨年4位で終えた母国大会で好スタートを切った。6アンダーの3位に同郷のジョン・リラスが続く。

5アンダーの4位に、シード選手として2年目のシーズンを迎えた久常涼がつけた。昨年大会は2位で惜敗した雪辱戦の初日を6バーディ、1ボギー「66」で回り、首位に3打差の好スタート。久常は昨季欧州ツアーの成績により、来季の米国ツアー出場資格も獲得している。

同じくルーキーイヤーでシード入りを果たした星野陸也も5バーディ、1ボギーの「67」と好スコア。ツアー2年目のシーズンを4アンダー10位で発進した。同じく2年目の比嘉一貴は3バーディ、ノーボギーの「68」とし、3アンダーの16位で続いた。

前年覇者で大会3勝のキャメロン・スミス(オーストラリア)は「73」で2オーバーの109位と大きく出遅れた。

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