天候に恵まれて「お出かけ日和」となった「勤労感謝の日」。
東海3県の観光スポットも大勢の行楽客でにぎわいました。
伊勢湾岸道は下り方面が混雑するなど、行楽地に向かう車で朝から混雑した高速道路も。
三重県の伊勢神宮の駐車場には大型バスが並びました。
(観光客)
「(Q:きょうはどこから?)大阪からです」
「富山から来ました。参拝しに行こうかなと思っています。ちょっと腹ごしらえをしてから」
伊勢神宮では23日、収穫に感謝する「新嘗祭(にいなめさい)」が行われていて、内宮に近い「おはらい町」には参拝がてら買い物や食べ歩きを楽しむ大勢の人の姿が…。
観光協会によりますと、ゴールデンウイーク期間中に近い人出になったそうです。
(観光客)
「びっくりしました。すごい人」
「伊勢市の駅前からバスに乗ってきたけど、伊勢市から内宮前まで満員状態」
また、三重県熊野市の山間の神社では農作物の豊作に感謝する「どぶろく祭り」が行われ、コロナ禍前の2019年以来の4年ぶりの開催とあって、大勢の人でにぎわいました。
氏子が仕込んだ「どぶろく」はやや甘口でスッキリとした味わいで爽やかな喉越しに仕上がったということで、約300人の参拝者に振る舞われました。
(参拝者)
「おいしいです。最高の出来で」
「この世の中の働いている全ての人に感謝して乾杯」
そして岐阜県高山市の宮川朝市では23日朝、ことしの収穫に感謝する「収穫祭」が開かれました。
重さが6.3キロもある白菜など品評会に出品された野菜が、通常の半額以下で販売され多くの人が買い求めていました。
(観光客)
「野菜が新鮮で果物もおいしいです」
「人がいっぱいいて、いいですね。楽しいですよ朝から」
絶好の行楽日和となった「勤労感謝の日」。
各地に観光客の笑顔が溢れていました。