トッテナム主将ソン・フンミン、ポステコグルー監督の包容力に感銘「僕はまだ子供だと感じた』

ポステコグルー監督の魅力を語ったソン・フンミン[写真:Getty Images]

トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンがアンジェ・ポステコグルー監督について語った。イギリス『インデペンデント』が伝えた。

大黒柱だったFWハリー・ケインがバイエルンへと移籍した中、ポステコグルー新体制で今シーズンに臨んだトッテナム。MFジェームズ・マディソンやGKグリエルモ・ヴィカーリオ、DFミッキー・ファン・デ・フェンといった補強も当たり、プレミアリーグ12試合を終えた時点で首位マンチェスター・シティとの勝ち点差を「2」としている。

今シーズンからキャプテンとしてチームを牽引するソンは、YouTubeチャンネル『Men in Blazers』に出演し、ポステコグルー監督についてコメント。その振る舞いに大きな感銘を受けていると語った。

「実際、彼(アンジェ)の話し方はクレイジーだ… 人としても、コーチとしても素晴らしい。彼以上の話し方はない」

「アメージングだ。僕は31歳で、これまでに多くのことを学んだし、人としてもう十分だと感じていた。だけど、彼が来てから『すごい! 僕はまだ子供だ』と感じたよ」

「彼の話を聞いていると心が弾むような気がする。僕はただピッチに出て、彼のために、クラブのためにプレーしたい。僕は彼を家族の一員のように感じているよ」

また、ソンはチームの今後にも言及。明確な目標は語らず、今を大事にしながら努力すれば結果がついてくるはずだと述べた。

「まだ僕らのベストは見せられていないと思う。でも僕らはベストなりたいのではなく、スペシャルになりたいんだ。スペシャルになるにはハードワークして、良き競争相手にならなければならない」

「いつだって夢を見ることはできるが、僕らは今を生きていて、1日1日、1試合1試合を過ごしている。そしてシーズンが終わった時に、自分たちがどの位置にいるかがわかるんだ」

「僕は過去や未来について話すのが好きではない。プレミアリーグには優れたチームがたくさんあるから、彼らよりも努力しなければならない」

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