藤井聡太八冠の年明けは王将防衛戦から 挑戦者決定リーグ戦を制したのは菅井竜也八段

先日、「竜王」を防衛し、全タイトルを維持したまま年越しを迎える将棋の藤井聡太八冠。

年明けからは「王将」の防衛戦に臨みますが、22日に注目の対戦相手が決まりました。

藤井八冠が3連覇を目指す「王将戦七番勝負」。

開幕は年明けからで、22日は挑戦者を決める「王将戦挑戦者決定リーグ戦」の最終戦が東京で一斉に開かれました。

ここまで7人の総当たり戦で実施されてきた挑戦者決定リーグ。

このうち挑戦権を自力で獲得する可能性があるのは、4勝1敗の1位タイで並んでいる永瀬拓矢九段と菅井竜也八段です。

22日、永瀬九段は佐々木勇気八段と、菅井八段は近藤誠也七段と対局しました。

その結果、まず菅井八段が近藤七段に勝利。

その直後に永瀬九段が佐々木八段に敗れたため、菅井八段が5勝1敗の単独首位で藤井八冠への挑戦権獲得を決めました。

菅井八段のタイトル挑戦は、ことし春に開かれた「叡王戦五番勝負」以来です。

(「王将戦」の挑戦権を獲得 菅井竜也八段)
「力を振り絞って精いっぱい頑張りたいと思います」

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