高齢化率69.2%の地区へ出張 寄せられたお困りごととは 地域見守る「移動交番」

今年、愛媛県警が導入した「移動交番」が愛媛県大洲市の山間を巡回しました。高齢化率およそ7割。住民からは様々な相談が寄せられました。

高知との県境からもほど近い大洲市の山間に位置する河辺地区です。人口は530人、このうち65歳以上の高齢者が占める割合は69.2パーセントに達します。

そんな河辺地区の集会所にやってきたのは県警の移動交番です。

今年7月に導入され、これまで人の集まるイベントの警備などで出動していましたが、今回初めて山間部の集落にやってきました。

この日は、県警の地域課と大洲警察署、そして河辺地区の駐在所の警察官が住民の困りごとに耳を傾けました。

毎月1度開かれる地域の集まりに合わせてやってきた移動交番、この日はおよそ20人が立ち寄りました。

県警はこれからも今回のような山間など行政サービスの行き届きにくい地域へ、移動交番を積極的に派遣したい考えです。

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