ビッグクラブに大人気のクヴァラツヘリア、新たにチェルシーも関心か

写真:数多くのビッククラブが関心を示しているクヴァラツへリア

多くのビッグクラブが関心を示すナポリのジョージア代表FWフヴィチャ・クヴァラツヘリアについて、新たにチェルシーも関心を示し始めているという。スポーツチャンネル『ESPN』のイギリス版が伝えている。

クヴァラツヘリアは昨夏にナポリに加入し、公式戦通算43試合に出場して14ゴールの活躍を見せてセリエA制覇に貢献。今シーズンもここまで公式戦通算15試合3ゴールを記録している22歳のアタッカーには、マンチェスター・シティやレアル・マドリード、バルセロナ、ニューカッスルなど多くのビッグクラブが関心を示している。

一方、現在のチェルシーは将来性豊かな若手選手を積極的に補強する傾向があり、クヴァラツヘリアへの関心もその戦略に沿ったものと言える。

ただ、クヴァラツヘリアとナポリの契約は2027年6月30日まで残っており、さらには契約延長に向けた話し合いも進めているとあって、交渉は一筋縄ではいかないだろう。

情報筋によると、ナポリは現在、クヴァラツヘリアの価値を1億ユーロ(約162億9630万円)以上と見積もっている模様。ナポリは契約を更新することでその金額をさらに上昇させ、ビッグクラブからの関心をかわしたいと考えているという。

また、チェルシーとしてはセンターフォワードの補強が最優先事項となっており、ブレントフォードのイングランド代表FWイヴァン・トニーやクヴァラツヘリアの同僚でもあるナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンにも関心を示していると言われている。

チェルシーが今後、移籍市場に費やせる資金の額は、来シーズンの欧州カップ戦出場権を得られるかどうかで変わってくるようだが、ひょっとすると来シーズン、クヴァラツヘリアとオシムヘンのコンビがスタンフォード・ブリッジで見られるかもしれない。

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