マルセイユのダビド・フリオSDが退任…ベナティア氏のSD就任が目前に

[写真:Getty Images]

マルセイユは23日、スポーツディレクターを務めるダビド・フリオ氏(50)が退任したことを発表した。

2006年8月に現役を引退したフリオ氏は、2020年9月にマルセイユのスカウト部門の責任者としてクラブに加入すると、2021年3月からはテクニカル・ディレクターを務め、2022年6月にスポーツディレクターに就任した。

クラブは現時点で後任について発表していないが、フランスの複数メディアはここ最近、マルセイユの下部組織で育った元モロッコ代表DFのメディ・ベナティア氏(36)が後任に就任すると報じていた。

マルセイユでプロデビューしたベナティアは、国内の幾つかのクラブへのレンタルを経て、ウディネーゼやローマ、バイエルン、ユベントス、アル・ドゥハイルでプレー。2021年7月からトルコのファティ・カラギュムリュクに活躍の場を移したが、慢性化していたケガの影響もあって同年12月に現役を引退。

セカンドキャリアでは代理人に転身し、代表の後輩であるMFアゼディン・ウナイのマルセイユ入りをお膳立てしていた。

なお、フランス『フットメルカート』によれば、ベナティアは22日からマルセイユに滞在しており、チームの現状について話し合うとともに、チーム施設を視察。また、25日に行われるストラスブール戦を観戦する予定だという。

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