〝黒い真珠〟キャビアの味は?高校生がチョウザメの料理を味わう【長野・豊丘村】

豊丘村にある飲食店の店主が、後輩に大盤振る舞いです。松本市の高校生が高級食材「キャビア」やチョウザメ料理を堪能しました。

〝黒い真珠〟と呼ばれる「キャビア」。チョウザメの卵で、1匹からとれる量は、体重のおよそ1割といわれています。
この高級食材の魅力を知ってもらおうと23日、豊丘村の割烹料理店「安藤」が店主の出身校、松本第一高校の料理部の生徒を招きました。
さばくのは、8年かけて育てた体長およそ110センチ、重さおよそ5キロのメスのチョウザメです。

■割烹「安藤」池野大樹さん
「3年か4年くらいしたらある程度の大きさになったら、(性別を)チェックするという感じ。チェックしてそれから雄は食べるほうに回して、雌はそこからまた3~4年かかる」

ざるを使って、卵巣をほぐす作業に挑戦!水で洗っていくと…およそ400グラムの卵がとれました。塩を振って混ぜ合わせ、一日寝かせれば完成です。
寝かせる前の生キャビアは…

■高校生
「口に入れた瞬間にとろ~っととろけて、すぐなくなっちゃう感じ」

寝かせたキャビアは…

■高校生
「ん!さっきと全然食感が違う!」
■高校生
「とろりとした感じというよりは、カリッという食感だと思った」

チョウザメの刺身も試食。魚肉としては需要が少なく、活用が課題となっていますが…

■高校生
「川魚とは思えないほど、身に臭みがなくて、コリコリしていて脂っこくなくてとても食べやすい」

高校生は、チョウザメを使ったラーメンも味わいました。

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