賞金ランク4位の今平周吾が体調不良で棄権 3季ぶり賞金王の可能性消える

今平周吾の賞金王戴冠の可能性がなくなった ※撮影は三井住友VISA太平洋マスターズ(撮影/高藪望)

◇国内男子◇カシオワールドオープン 2日目(24日)◇Kochi黒潮CC(高知)◇7335yd(パー72)

賞金ランキング4位につけていた今平周吾が、2アンダー48位で迎えた第2ラウンドスタート前に体調不良のため棄権した。賞金ランク1位の中島啓太とは約6448万円差としており、残り2試合での逆転賞金王には連続優勝が最低条件だった。

今平は4月の今季開幕戦「東建ホームメイトカップ」、2週前の「三井住友VISA太平洋マスターズ」を制して今季2勝。開幕戦の優勝時には「また賞金王も獲れるように」と言葉にし、2018年、19年に続く3季ぶり3度目のタイトル奪還に意欲を示していた。

現時点で賞金王の可能性を残すのは、中島、ランク2位の金谷拓実(約4033万円差)、同3位の蝉川泰果(約5190万円差)、同5位のソン・ヨンハン(韓国/約7535万円差)の4人に絞られた。中島が今週を終えて2位に4000万円を超える差をつければ、次週の最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」を待たずして自身初の賞金王が決定する。

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