2021年に大阪で結成し、中毒性のあるワードやリズムが特徴的かと思えば、まっすぐなポップスを歌い上げるなど、その楽曲の幅と確かなライブ力で今バンドシーンで話題になりつつある4ピースオルタナティブロックバンド、13.3g（ヨミ：じゅうさんてんさんぐらむ）。
このたび、9月末の大阪MUSEでのワンマンライブよりスタートした『13.3g TOUR 2023 “AIR”』のファイナル公演として、11月22日（水）、代官山UNITでワンマンライブが開催された。【ライブ写真：ヤマグチレナ】
9月にリリースした1st EP『AIR』のリリースツアーとして東京、大阪のほか、横浜、名古屋、神戸、広島、福岡と全7公演が行なわれ、ファイナルとなった本公演は1曲目「Inside Out」からファンの手が高く上がり、会場が一体となって幕が開かれた。その後もオルタナ性溢れる「エレファントマン」や、ボーカル藤丸の透明感のある歌声がまっすぐに届く「嘘つき」など、幅広い楽曲が展開されさらにボルテージをあげていく。
藤丸はツアーを通して得た各地での新しい出会いや、その日集まった人たちとしか作れないライブ、多くの経験をあげながら、これからもたくさんの分岐点がある中で“やってみたい”という気持ちを大事にしてほしいとファンに投げかけ、その気持ちを後押ししたいと「Body Song」を高らかに歌い上げた。
最後に会場に来てくれたファン、そして支えてくれているすべての人に感謝の想いをのせて「ララルラ」を歌い、ライブを締めくくる。
やまないアンコールの後登場したメンバーからは、新しいニュースとして、自身の2nd Digital Singleにもなっている「恋愛進化論」を、多くの反響を受け新たに今の13.3gのグルーヴで再録した「恋愛進化論（Remastered）」を今年最後の13の日となる12月13日（水）にリリースすることを発表。 さらに「恋愛進化論 （Remastered）」の新ミュージックビデオをライブ終演後に公開することを解禁し、ファンからは大きな歓声があがった。
▼「恋愛進化論（Remastered）」Music Video
https://www.youtube.com/watch?v=C_afjcYcHRc
アンコール1曲目は歓声と拍手の中「恋愛進化論」を、続いて“これからも皆の居場所を作っていくから”と「HERO」を届け大熱狂のファイナル公演、TOUR“AIR”は終幕となった。
バンドシーンに新たな風穴をあけながら、確実に一歩一歩とステージをかけあがっていく新世代バンド、13.3gから今後も目が離せない。
