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レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督が、昨季のラ・リーガ最優秀監督に選出された。
スペイン紙『マルカ』は、昨季のラ・リーガにおける各賞を発表。ラ・リーガ1部と2部でそれぞれ最も優れた指揮官に与えられる『ミゲル・ムニョス賞』では、1部でレアル・ソシエダのアルグアシル監督、2部でアルバセテのルベン・アルベス監督が選出された。
日本代表MF久保建英の“ボス”であるアルグアシル監督は、昨季チームをUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位に導いた。レアル・ソシエダのサッカーは質が高く、各メディアや識者たちからの評価も高かった。
アルグアシル監督は、授賞式で次のようなスピーチを行っている。
「私は普段、このようなイベントにあまり参加しないタイプだけど、今日はここに来たいと思った。とても重要なことだと感じたからだ」
「まずは、レアル・ソシエダというクラブに感謝したい。彼らは私を監督として成長させてくれたからね。次に、スタッフにも感謝する。彼らがいなければ、監督は何者でもなくなってしまうのだから」
「そして、何より私がこの壇上にいられる最大の理由が選手たちだ。ここでもう一度、与えてくれたすべてのことに心から感謝したい。この賞は君たちのものだ」
的確な采配や試合分析に定評があるアルグアシル監督。「私がやっていることは、他の監督がやっていることと何も変わらないと思う」と特別なことはしていないと語る一方で、「エアロバイクをしながら試合を分析することはある」と明かしている。
いずれにしても、昨季のラ・リーガを制したバルセロナのシャビ監督、2位レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督、3位アトレティコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督を抑えての受賞は、アルグアシル監督にさまざまな感情を沸き起こさせたようだ。