「ごめんね」配偶者に最も謝罪している都道府県 1位は月12回超えの謝罪!全国平均は月6.2回

家庭内で何げなくかわされる「ありがとう」や「ごめんね」の言葉。ジブラルタ生命保険がこのほど、全国の20~69歳の既婚男女4700人(事実婚含む、各都道府県で男女・年代が均等になるように抽出)を対象に実施した「家族愛に関する調査2023」で、配偶者・パートナーに最も「愛してる」「ありがとう」「ごめんね」と言葉をかけている都道府県が明らかになった。

同調査では、まず配偶者・パートナーにかける“愛の言葉”について調査した。

今年、配偶者・パートナーに伝えた“愛の言葉”(愛してる、好き など)の回数を聞いたところ、1回(8.9%)、5回(6.0%)、10~19回(9.0%)、200回以上(4.7%)などに回答が分かれ、平均は26.0回だった。また、0回という人は51.9%にものぼり、今年1回でも“愛の言葉”を伝えた人の割合は48.1%となった。

男女別にみると、“愛の言葉”を伝えた平均回数/年は男性で28.0回、女性で24.0回と男性の方が多くなり、今年1回でも“愛の言葉”を伝えた人の割合は男性(53.3%)が女性(43.0%)に比べて10.3%ポイントも高かった。

都道府県別にみると、平均回数/年のベスト5は奈良県(45.0回)、茨城県、京都府(いずれも43.0回)、福岡県(42.5回)、大阪府(40.5回)という結果に。反対に、ワースト5は岩手県(4.6回)、山形県(11.5回)、香川県(11.9回)、富山県(12.3回)、栃木県(13.3回)となった。

次に、配偶者・パートナーにかける“感謝の言葉”について調査した。

配偶者・パートナーに対して、1日に何回ほど“感謝の言葉”(ありがとう など)をかけているかを聞いたところ、1回(27.6%)に最も多くの回答が集まったほか、3回(15.1%)、5回(15.3%)にも回答が集まり、平均回数は4.2回だった。また、0回という人は14.2%だった。

都道府県別にみると、平均回数/日のベスト5は、福島県(6.3回)、長崎県(6.0回)、東京都(5.9回)、群馬県(5.5回)、千葉県、奈良県(いずれも5.1回)という結果に。ワースト5は岩手県(1.9回)、香川県(2.3回)、和歌山県(2.8回)、静岡県、広島県(いずれも2.9回)となった。

最後に、配偶者・パートナーにかける“謝罪の言葉”について調査した。

配偶者・パートナーに対して、1カ月に何回ほど“謝罪の言葉”(ごめんね など)をかけているかを聞いたところ、0回(19.8%)や1回(23.6%)、10~19回(11.2%)や20回以上(7.4%)などに回答が分かれ、平均は6.2回だった。

都道府県別にみると、平均回数/月のベスト5は宮城県(12.4回)、沖縄県(9.8回)、徳島県(8.7回)、島根県(8.2回)、東京都(7.9回)という結果に。ワースト5は高知県(3.7回)、広島県(3.8回)、福岡県(3.9回)、熊本県(4.1回)、茨城県、岡山県(いずれも4.2回)となった。(ジブラルタ生命調べ)

(よろず~ニュース調査班)

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