大谷翔平獲得レース 「3チームが特に積極的」と米記者が伝える

今オフの移籍市場における最大の目玉である大谷翔平に関して、ここまでのところ、ほとんど具体的な情報は出てきていない。様々な情報を真っ先に入手して伝える現地アメリカの敏腕記者たちでさえ、情報を得るのに苦戦しているのが現状だ。そんななか、「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者は、積極的に大谷の獲得を狙うであろうチームとして、ドジャース、ジャイアンツ、カブスの3チームをリストアップ。特にカブスを「大きな脅威になる」と評している。

ヘイマン記者が大谷獲得に特に積極的な姿勢を示しているチームとして挙げたのは、ドジャース、ジャイアンツ、カブスの3チーム。カブスは大物クローザーのジョシュ・ヘイダーの獲得に乗り出す可能性、ブルージェイズの正遊撃手ボー・ビシェットを正三塁手としてトレードで獲得する可能性など、様々な補強プランが報じられているが、これらはすべて、大谷に対して「ワールドシリーズ制覇を狙えるチームを作る意欲があること」をアピールするためだとみられている。

ただし、ヘイマン記者はカブスが特に積極的であることを伝える一方で、「大谷は南カリフォルニアを愛していると言う人もいる」と付け加えており、大谷が住み慣れた南カリフォルニアを離れることを望まないのであれば、カブスにとっては大きな逆風となる。住環境を変えたくないのであれば、やはり最有力はドジャースということになるだろう。

ヘイマン記者が前出の3チームに次ぐ存在として挙げたのは、パドレス、レンジャーズ、レッドソックス、ヤンキースなど。いずれも大谷への関心が報じられているチームである。また、エンゼルスについては「間違いなく球界史上最高の才能を持つ選手をキープできるチャンスがあることを祈りながら待っている」と記しており、もはやエンゼルスが大谷の引き留めに成功する可能性は神頼みレベルだと考えられているようだ。

ほとんど情報が出てこない大谷争奪戦。大谷の希望条件など、詳しい情報が出てくるのは「契約が決まったときになるのではないか」とも言われている。

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