水川あさみ、スズ子との別れを振りかえる「抑えられなくて」

連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK朝ドラ)第40回(11月24日)の放送後、同局の情報番組『あさイチ』にスズ子の母・花田ツヤ役の水川あさみが出演。娘・スズ子との最期のシーンを振りかえった。

母・ツヤ(水川あさみ)の様子に感情が乱れるスズ子(趣里)(C)NHK

同作で水川が演じたツヤは、夫・梅吉(柳葉敏郎)とともに銭湯「はな湯」を切り盛りし、血のつながっていないスズ子を我が子同然に愛する良き母親という役どころ。最期のシーンとなった第39回(11月23日)では、死の間際であっても娘を想い続ける姿が多くの反響を呼んでいた。

番組ではスズ子役を演じる趣里がVTRに出演し、母・ツヤとの別れのシーンについて「お芝居をしていて、こんな思いになったことがあるかなっていうくらい。こんなにも別れがつらいことはなかったかもしれないです。『なんでこの台本にしたんだろう』と思うくらい、離れるのが嫌でした」と振りかえった。

水川も同じシーンについて、「趣里さんがリハーサルからずっと泣いていらっしゃって。私は『明るく笑顔でお別れ』というイメージがあったので、最後まで気丈に振る舞っていたいなと思ってたんですけど、本番になるとどうしても抑えられなくて」と、撮影時の気持ちを明かした。

放送を受け、SNSでは「ツヤさんが化けて出たきた 元気なお母ちゃんや」「元気なツヤさんうれしい」「お母ちゃんとスズちゃんのシーン、見返してまた涙」「もう~涙が止まりません」など、本編の展開に思いを馳せる声も多数寄せられていた。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。土曜日はその週の振りかえり。

文/つちだ四郎

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