プロゲーミングチーム「Crazy Raccon」（CR）に所属し、人気FPS「Apex Legends」の競技シーンで活躍していた韓国出身プロゲーマー・Rasが24日、自身のX（旧ツイッター）を更新。来月12日からの兵役義務履行に伴う､一時的な〝お別れ〟を報告した。期間は547日間だという。
Rasは「こんにちは。crazy raccoon所属のRasです。前に言ったように12月12日軍入隊が確定しました」と報告。「プロゲーマーになって4年間活動して応援してくれて一緒に泣いて笑ってくれる皆さんがいて本当に幸せで言葉では説明できない喜びでした。今まで無限の支援をしてくれたCR、チームメンバー、一緒にゲームをしたすべての方々、ありがとうございました！私は547日間、自国を守るために行ってきます。みんな待っててね！いつもありがとう、愛してる」とつづった。
圧倒的な実力で「Apex Legends」のプレイヤーから高い人気を誇っていたRas。ユーチューブのチャンネル登録者数は77万人を超えている。発表を受け、Xでは「Ras」がトレンド入りし一時1位に。ヤフーのリアルタイムランキングでも「Ras」がトップになる時間帯があった。
投稿には、Rasと同ゲームをプレイしたストリーマー、プロゲーマー、ファンから応援のコメントが寄せられた。ストリーマーのボドカは「また会おう。がんばれ」、ハセシンは「帰ってきたらまた山盛り遊ぼうな！！！！頑張れRas！！！！無理はせずに！！！」、VTuberの渋谷ハルは「らすちゃんがんばってね！たいちょうくずさないようにきをつけて！」とメッセージを送った。
韓国では、満20歳～満28歳の男性へ約2年間に渡って国防のための兵役義務が課せられている。Rasに対しても軍隊入隊の召集がかっていたことから、8月には所属チームの「CR」より、Rasが「Apex Legends」競技シーンの年間王者を決める国際大会「ALGS 2023 Championship」への出場を辞退することが発表されていた。
（よろず～ニュース編集部）
