イギリスメディア『BBC』で解説を務めている元イングランド代表FWクリス・サットン氏が、今季のブライトンについて言及した。
昨季、ロベルト・デ・ゼルビ監督に率いられたブライトンはプレミアリーグを6位で終え、クラブ史上初となるUEFAヨーロッパリーグ（EL）出場権を獲得した。しかし、今季は昨季ほどのインパクトを残せず、現在はリーグ戦で6戦未勝利（4分2敗）と苦しんでいる。
サットン氏は、ブライトンの調子が上がらない理由の一つとして、日本代表MF三笘薫の負傷を挙げている。
「結果から見れば、“シーガルズ”（ブライトンの愛称）に対する期待が昨季より薄れているのは間違いない。そして、ミトマの負傷はチームに大きな打撃を与えている。（現地時間11月25日に行われるプレミアリーグ第13節）ノッティンガム・フォレスト戦ではブライトンが勝点を得ると予想していたが、もしミトマが欠場するならフォレストにもチャンスがあると思う。特に、彼らはホーム戦でまだ負けていない（2勝3分）」
今季はリーグ戦で12試合に出場して3ゴール3アシストを記録し、昨季にも増して得点への直接関与率を高めている三笘だが、11月の代表シリーズは負傷によって2試合とも欠場している。リーグ戦以外に代表活動やELの試合もあるため、三笘は疲労の蓄積が心配されている。
サットン氏は、三笘が万全な状態で試合に出場することこそが、ブライトンのリーグ戦7試合ぶりの勝利のカギになると考えている模様だ。
