神戸の風物詩「ルミナリエ」がついに有料に? 気になる価格は

冬の祭典『神戸ルミナリエ』が一部有料化。「メリケンパーク会場」(神戸市中央区)内に設置される有料エリア鑑賞券の発売がスタートした。

2024年1月19日よりおこなわれる「第30回神戸ルミナリエ」のイメージ図

以前より「過度な混雑」が問題視されていた同イベント。今回は混雑の緩和や来場者の回遊性を狙い、開催場所を増設。「旧居留地」や「東遊園地」のほかに「メリケンパーク」にも作品を設置することが決まっている。

過去の『神戸ルミナリエ』の様子(撮影:2019年)

近年、コロナ禍による混雑回避も拍車をかけ、花火大会の有料化や飲食店の優先入店券などさまざまなチケットが発売されるようになった。それに追随するように、震災30年の節目を迎える同イベントは「新しい神戸ルミナリエ」へとリブランディング。新たな試みとして、初の開催場所となる「メリケンパーク」に有料エリアが設けられることとなった。

有料エリアでは、ゆっくりと作品が鑑賞できるだけでなく、特別鑑賞作品「フロントーネ・ガレリア」が設置され、作品の下を通り抜けることも可能だという(会場内には自由に観覧できる無料のエリアも併設)。

『第29回 神戸ルミナリエ』メリケンパーク会場における「有料エリア特別鑑賞券」は、前売券500円、当日券1000円。小学生以下無料(子どもだけの入場不可)。

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