麻薬取締部が立ち入り検査「大麻グミ」販売停止命令 静岡市の店舗 一部製品の提出を受けて成分鑑定へ

東海北陸厚生局麻薬取締部は11月24日、健康被害が相次ぐ、いわゆる大麻グミを販売する静岡市葵区の店に立ち入り検査を実施しました。

問題のグミには、大麻に似た成分「HHCH」を含む疑いがあり、一部製品の提出を受け、店には販売停止命令が出されました。

今後、成分を鑑定し、HHCHを含むことが分かれば、店にある問題の製品はすべて廃棄されます。

HHCHは、厚生労働省が11月22日に指定薬物に追加、12月2日から販売や所持、使用が禁止されます。

東海北陸厚生局麻薬取締部は「グミを食べた後の症状は何が原因で起きているのか、鑑定結果が出ないと分からない。製品を見つけても絶対に食べないでほしい」と呼びかけています。

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