今年で創立50周年を迎えた会員制テニスクラブ「足利ローンテニスクラブ」はこのほど、栃木県足利市田所町の市総合運動場テニスコートで、元プロテニス選手の沢松奈生子(さわまつなおこ)さん(50)を講師に招いた記念練習会を開いた。
20~70代の同クラブ会員約60人が参加。レベルごとに分かれて、ボレーやスマッシュ、サーブなどについて沢松さんから指導を受けた。
参加者は真剣な表情でラケットを振り、時には息を切らしながら練習に励んだ。現役時代のエピソードを交えながら指導する沢松さんにアドバイスを求める人の姿も多く見られた。
練習会を終えた沢松さんは「熱心な方が多く、それぞれのプレースタイルを持ちながらアドバイスに対し柔軟に対応してくれた。テニスはさまざまな年代で楽しまれるスポーツだと再認識した」と振り返った。
同クラブの宮澤保志(みやざわやすし)副会長(52)は「初心者から上級者まで幅広い年代に楽しんでもらえるクラブとして、今後80年、100年と歩みをつなげていくことができれば」と語った。