「ゆめタウン諫早」核の区画整理 事業組合の理事長に八江氏 設立総会を開催 長崎県

 イズミ(広島市)の大型商業施設「ゆめタウン諫早」(仮称)を核とした長崎県諫早市長野町での区画整理事業で、施行者となる組合が23日、市内で設立総会を開き、理事長に八江利春氏が就いた。
 設立総会を開いたのは、イズミを含む個人・法人合わせて51の地権者でつくる市長野土地区画整理組合。市が17日付で設立を認可していた。総会では役員体制や組合規約を決めた。八江理事長はあいさつで「市民の利便性にも大きく寄与し、人口定着や地域活性化に貢献できる」と事業の意義、期待感を示した。
 施行区域は島原道路長野インターチェンジ(IC)に直結する約17.9ヘクタール。ゆめタウンとしては九州最大級の店舗を核に公園、イベント広場、医療・保育施設などを整備する。組合はイズミが開業目標とする2026年秋に向け、本年度内に造成工事に着手する。

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