泣き、笑い! 赤ちゃんが土俵入り 太田和神社で奉納相撲 長崎県西海市 

「土俵入り」で泣き出す赤ちゃん=西海市西海町、太田和神社

 長崎県西海市西海町の太田和神社の相撲場で23日、神待(かんまち)祭の奉納相撲があり、地元住民らが赤ちゃん土俵入りや小学生らの取組などを楽しんだ。
 太田和相撲協会(宮本武会長)主催。赤ちゃん土俵入りには0~2歳の11人が参加し、同神社宮相撲最高位、大関「竹の本」の久保田雅洋さん(51)に一人ずつ抱えられながら、見えない神様との一番に臨んだ。
 赤ちゃんらは泣いたり、笑ったり、中には終始、平然とした表情で奉納を終える子も。健やかな成長を願い、会場からは「頑張れ」「もっと泣け」などとの声援が飛んだ。
 取組には小学生11人と一般の力士10人が出場し、勝ち抜き相撲などで熱戦を展開。小学生の土俵入りもあり、横綱役3人はそれぞれ露払いと太刀持ちを従え、型と四股を力強く披露した。

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