全国から金田一耕助ファン集合 岡山・倉敷、横溝小説の舞台にも

 名探偵・金田一耕助シリーズなどで知られる推理作家横溝正史が戦時中に疎開し、小説の舞台にもなっている岡山県倉敷市などで25日、登場人物に仮装してゆかりの地を巡るイベント「1000人の金田一耕助」が開かれた。

 羽織はかま姿の金田一や、「犬神家の一族」に登場する白いマスクをかぶった犬神佐清らに扮したファン約150人が参加。金田一が小説で初登場したとされる同県総社市の清音駅から井原鉄道の貸し切り列車で出発し、写真撮影などを楽しみながら、物語の舞台になった地を巡った。

 イベントは2009年に始まり、今回で13回目。

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