松江で山陰初のLGBTパレード ボードに「ありのままでいい」

「島根レインボーパレード」で松江市内を行進する人たち=25日午後

 LGBTなど性的少数者が地方にも暮らしていることを知ってもらおうと当事者や支援者らが松江市内を行進する「島根レインボーパレード」が25日、開催された。参加者らは多様性を表す虹色の旗を手にし「ありのままでいい」「ひとりじゃない」とメッセージが書かれたボードを掲げて、笑顔で歩いた。当事者らでつくる実行委員会によると、山陰地方でのパレードは初めて。

 実行委によると、島根県に加え、全国各地から約200人が参加。JR松江駅近くから松江城までの約2.3キロを音楽に合わせ、沿道の人たちに手を振りながら1時間ほどかけて歩いた。

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