道の駅もてぎで「福島県産品」を応援する物産展 オープン前から行列も

 福島県産の海産物への風評被害を防ごうと、茂木町の道の駅で11月25日から福島の食品を集めた「物産展」が始まりました。

 道の駅もてぎの特設テントには、相馬市のブリやホッケなどの水産食品や松川浦産あおさなどの加工食品それに、会津産のえごまといった郷土料理など約70品目の福島県産品が並びます。

 この「福島応援物産展」は、東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出を受け、その風評被害対策として開催されたものです。

 今年(2022年)8月に福田富一知事が定例記者会見で、栃木県内の道の駅に福島県産水産物の取り扱いの協力を求め、県道の駅連絡協議会も開催を呼びかけていました。

 呼びかけに応じた物産展が開かれるのは初めてで、初日はオープン前から行列ができました。

 詰めかけた人たちは、お目当ての品物や人気の海産物などを次々と買い求めていました。

 福島応援物産展は、道の駅もてぎで11月26日も開かれます。

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