意外!? トランプ前大統領、食生活改善で健康診断結果に満足 認知機能検査のスコアも良好

米国のドナルド・トランプ前大統領(77)が、食生活の改善によって体重が減ったことを示す素晴らしい健康診断結果をもらったという。ジャンクフードをたらふく食べることで有名なトランプ氏だが、認知機能検査のスコアも並外れて良かったそうだ。

トランプ氏はこのほど、バイデン米大統領の81歳の誕生日に合わせて、主治医のブルース・アロンワルド医師からの報告書を公表。その1ページの文書の中で、医師は9月にトランプ氏の包括的な検査を行い、健康状態が「極めて良好」であることを確認したと記述していた。トランプ氏が食生活の改善と毎日の運動で体重を減らしたと続けている。

しかし、報告書にはそれ以上の詳細は記されておらず、トランプ氏の体重、体重減少、血圧が除外されており、同医師は「身体検査は正常の範囲内で、認知機能検査の結果は非常に良かった」とした。

トランプ氏の体重と一般的な健康状態は以前から憶測の対象となっており、8月に4件の刑事事件の一つの前にジョージア州フルトン郡の拘置所に出頭した際には、身長は6フィート 3インチ(約190.5センチ)、体重は15ストーン 5ポンド(約97.52キロ)とされていた。

今回のトランプ氏による報告書の公表は、支持率に苦しんでいるバイデン氏に対する揶揄と見られている。一連の世論調査では、バイデン氏が大統領選でトランプ氏を引き離しているものの、すでに米国史上最高齢の現職大統領であるバイデン氏は、2期目を終えて退任する頃には86歳になる。

トランプ大統領の「認知機能」についての言及は、有権者や評論家から「おぼつかない」と頻繁に嘲笑されているバイデン大統領を皮肉ったものとも解釈されている。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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