人質全員の早期解放訴え イスラエル、10万人集会

ハマスに拘束された人質の解放を求める家族や支援者たち=25日、イスラエル中部テルアビブ(ゲッティ=共同)

 【エルサレム共同】イスラエル中部テルアビブで25日、パレスチナのイスラム組織ハマスに拘束された人質の早期解放を求める大規模な集会が開かれた。人質の家族や支援者らは「今すぐ」「今すぐ」の大合唱で、イスラエル政府や国際社会に対して全員の帰還に向けて取り組みを強化するよう訴えた。

 主催者によると、会場の市中心部の広場周辺には約10万人が集まった。24日に第1弾として解放された80代女性の孫も出席し「皆が戻るまで一緒に闘い続ける」と決意を語った。

 イスラエル国旗や人質の名前と写真が入ったプラカードを持つ人が多く見られた。

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