25日の県内は強い冬型の気圧配置の影響で山沿いを中心に一部平地でも雪が降った。山形地方気象台は同日、山形市で初雪を観測したと発表。午前0時20分、同市緑町1丁目の気象台構内でみぞれが降り、朝にかけて時折雪がちらついた。平年(11月16日)より9日遅く、昨年(同30日)より5日早い。
同気象台によると25日朝の最低気温は西川町大井沢氷点下1.8度、大蔵村肘折同1.0度、最上町向町同0.7度、金山同0.4度、尾花沢0度、新庄と米沢0.4度、酒田1.3度、山形1.5度、鶴岡1.9度などで、22観測地点のうち庄内、最上を中心に10地点が今季最も冷え込んだ。朝の山形市街地では積雪を確認できなかったが、西蔵王高原や蔵王温泉街では数センチほど積もり一帯が白くなっていた。
26日の県内は寒気や低気圧の影響で曇り、朝晩を中心に雪や雨の降る所が多い見込み。