阪神OB・桧山氏、スタメン剥奪も監督のボヤキで野球観に変化

東野幸治がMCをつとめる『マルコポロリ!』(カンテレ)は11月26日、阪神タイガースの38年ぶり日本一を記念し、オンエア時間を拡大して「祝・阪神日本一!歴代優勝戦士ぶっちゃけSP」を放送。阪神の歴代優勝戦士である桧山進次郎氏、能見篤史氏、井川慶氏がゲストで登場する。

「代打の神様」と阪神ファンに親しまれた桧山進次郎氏 (C)カンテレ

1992年のプロ入りから2013年の引退まで、阪神ひと筋だった桧山氏は、大きな影響をうけた2人の名将のエピソードを披露。1999年に故・野村克也氏が監督に就任すると、若手起用が増えたことで桧山氏はスタメンを剥奪された。試合に出られず、ベンチでずっと野村監督の「ボヤキ」を聞くはめになったが、これが桧山氏の野球観をガラリと変えたという。

また、プロ1年目の2005年、阪神でいきなりリーグ優勝を経験した能見篤史氏が、入団当初の知られざる苦労を激白。社会人野球からプロの世界に飛び込んだ当時の体重は68kgだったが、周囲の選手は90kg級などざらで、特にエース・井川氏の丸太のような太ももに衝撃を受けたという。また、甲子園のヤジに苦しめられていた能見氏に届いた、想像の斜め上を行くファンレターなどを明かす。

そのほかのゲストは、野球解説者でタレントの金村義明氏、ほんこん、メッセンジャーあいはら、シャンプーハット、祇園。この模様は11月26日・昼12時59分から放送される(関西ローカル)。

© 株式会社京阪神エルマガジン社