レオナルド・ディカプリオ「この映画の原作は傑作だ」貴重なインタビュー映像が公開『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』

『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』画像提供 Apple

巨匠マーティン・スコセッシ監督がレオナルド・ディカプリオと6度目のタッグを組み、“アメリカ黒歴史“の映画化に挑んだ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』が、現在絶賛公開中。このたび、ディカプリオがスコセッシ監督について語った、撮り下ろしのインタビュー映像が解禁となった。

実際に起きた“衝撃の真実”を映画化

主演は、今やハリウッドを代表する名優であり、監督とは6度目のタッグとなるレオナルド・ディカプリオ。そして、ディカプリオとは27年ぶり、スコセッシ監督作品では初共演となるロバート・デ・ニーロが脇を固めるという、映画ファン垂涎のトリプルタッグが初めて実現した。共演には、『パワー・オブ・ザ・ドッグ』でアカデミー賞ノミネート経験のあるジェシー・プレモンスや、『ザ・ホエール』で昨年度アカデミー賞主演男優賞を受賞したブレンダン・フレイザーなど、今旬な豪華キャストが集った。

本作は、デイヴィッド・グランによる同名小説を原作とする、真実の愛と残酷な裏切りが交錯するサスペンス。1920年代のオクラホマ州、石油の発掘によって一夜にして世界でも有数の富を手にしたアメリカ先住民族・オセージ族。すぐにその財産に目をつけたのが白人たち…。すでに町に入り込んでいた彼らはオセージ族を巧みに操り、脅し、奪える限りの財産を強奪し、やがて殺人に手を染めていく。実際に起きた残酷な連続殺人事件を、アーネスト・バークハート(レオナルド・ディカプリオ)とオセージ族のモリー・カイル(リリー・グラッドストーン)の夫婦の愛を通して描かれる。

「彼との仕事の素晴らしさは永遠に語れるよ」

大きな話題となった米俳優組合のストライキは、7月14日からスタートし、11月8日をもって終了した。合計118日間にもおよび、1980年に行われた米俳優によるストライキの95日間を越え、過去最長のストライキとなった。この、全世界の映画業界に影響をおよぼした歴史的なストライキの終了を受け、俳優たちが撮影現場やプロモーションの場に戻ってくる中、インタビュー映像では、本作のプロデューサーで主演のレオナルド・ディカプリオが、盟友のマーティン・スコセッシ監督について熱く語った。

ディカプリオは、「彼(スコセッシ監督)との仕事の素晴らしさは永遠に語れるよ」と話し、アメリカで実際に起きた事件をベースにした本作について、「監督が作品に情熱を注ぐ姿を長年見てきたが、彼は正しく物語を描くことに強い責任を感じている。“それが私の根幹だ”とよく言っていたよ。この映画は彼にとって本当に特別で重要なんだ。私たちはこの作品を誇りに思っているし、責任をもって取り組んだよ」と本作で6度目のタッグとなるスコセッシ監督の渾身の作品となった本作について、監督の想いを代弁するかのように熱く語っている。ストが終了し、公の場で作品について語ることができることを喜び、楽しんでいる様子もうかがえる。

なお、今回解禁されたものとは異なる、TOHOシネマズのために撮影された「スペシャルメッセージ映像」が、11月24日(金)より、TOHOシネマズの一部劇場で本編上映直前に上映される。

『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』は絶賛公開中

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