浜田交差点・上り線 27日から右折2車線/国道7号青森環状

 国土交通省青森河川国道事務所は、青森市浜田地区の国道7号青森環状道路上り線の妙見東交差点から浜田交差点付近までの区間約150メートルについて、追突事故防止や渋滞緩和のために改良する。27日午前5時から車線の変更などを行う。

 同事務所によると、浅虫方面から弘前市方面へ向かう上り線は、妙見東交差点付近が下り勾配となっており速度が出やすい。さらに、その先の浜田交差点は右折車が多いため混雑し、追突事故が多発している。県警によると浜田交差点は昨年、県内の交差点で人身事故の発生が最も多かった。

 このため同事務所は3月から、浜田交差点の上り線の右折レーンを2車線に増やす改良事業を進めてきた。右折レーンの2車線化と同時に、直進と左折ができるレーンを新設して片側計4車線とする。

 その手前の妙見東交差点では従来の左折専用レーンを直進、左折ともにできるように変更した。ドライバーが車線を間違わないよう、同交差点-浜田交差点間に案内標識を2カ所設置した。

 同事務所の工藤学道路保全課長は「今までと通行するレーンが変わり戸惑う方が多いと思うが、案内標識に従い、気をつけて通行してほしい」と話した。

© 株式会社東奥日報社