勝ち点剝奪処分のエヴァートン 主将タルコフスキは「すぐに10ポイントを取り戻せる」と巻き返しを誓う

写真:今シーズン、リーグ戦フル出場を続けるタルコフスキ

エヴァートンはプレミアリーグが定めるファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の「収益性と持続可能性に関する規則(PSRs)」に規則違反したとして、勝ち点10ポイントの即時剥奪処分が下されている。この処分により、エヴァートンは降格圏の19位に転落した。

エヴァートンのキャプテン、ジェイムズ・タルコフスキは勝ち点が剥奪されたことに対して、「すぐに10ポイントを取り戻せる」と語り、チームは苦しんでいる状態ではないと主張した。イギリス『デイリー・メール』電子版が報じている。

「僕たちは絶望と憂鬱を抱えてうじうじしていない。僕がエヴァートンに加入して以来、選手、ファン、クラブの間で隔たりを感じることもあった。しかし、このニュースは間違いなく全員を1つにまとめた」

「ピッチ外でいろいろな出来事があったが、チームとして我々はいい状態にいる。しかし、理想的な状況ではないので、ポイントを取り返せるように努力する。僕たちの仕事は、ピッチ上でより多くのことを示すことだ。このまま調子を維持できれば、残留をするための十分なポイントを獲得できるだろう」

「昨シーズン、僕たちが難しい立場にあった時、ファンのサポートは信じられないほど素晴らしかった。今も同じように困難な時期を過ごしているが、ファンはまたサポートしてくれるだろう」

今シーズン、リーグ戦で全試合フル出場を続けるタルコフスキは、同じCBとしてコンビを組む、ジャラッド・ブランスウェイトに対して「来年そこ(イングランド代表)にいるとしても、驚かない」と称賛し、エヴァートンのCB陣について語った。

「ブランスウェイトとはバランスが取れており、試合中コーチングし合うことができている。運動能力が高いので、彼に対して過剰なカバーをすることなく守備に対処できており、信頼している」

「最近プレーをしていない、マイケル・キーンとベン・ゴッドフレイの2人も忘れてはいけない。彼らは素晴らしく、チームを助けてくれている。彼らにもチャンスが訪れるだろう」

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