中国地方5県の防衛と災害を担当する陸上自衛隊の記念イベントが、広島県海田町で開かれました。
陸上自衛隊第13旅団と海田市駐屯地の周年を記念したイベントには、第13旅団の隊員などおよそ750人が参加しました。コロナ禍もあり、一般公開は4年ぶりです。
観閲行進と祝賀飛行には、182の車両と航空機7機が登場しました。
中でも注目を集めたのは、今年度で廃止が決まっているキャタピラ式の74(ななよん)式戦車。海田市駐屯地では最後の行進です。
訓練展示では、陣地を占領した敵に対する攻撃を想定し、実際の訓練の規模を縮小して行われました。
空砲74式戦車の空砲には子どもたちも驚いたようです。
参加した子ども
「ボーって火が出た」「びっくりした」
イベントには、約6000人が訪れたということです。