「酒場放浪記」などで知られるタレントの吉田類さんが、広島県福山市で1日警察署長を務め飲酒運転根絶を訴えました。
福山北警察署の脇坂章吾署長から1日警察署長の委嘱状を受け取ったのは、テレビ番組「酒場放浪記」などで”酒場詩人”として活躍する吉田類さんです。
吉田さんは、特殊詐欺の未然防止を訴えました。
酒場詩人 吉田類さん
「悪の芽は次から次へと出てくる。手口も変わります。悲しいかな、警戒心を持たなきゃならない」
吉田さんは酒のつまみのPR大使を務めるなど、福山市と縁があるそうです。
酒場詩人 吉田類さん
「僕はいつも酒は愛という言葉を使っていますが、飲酒運転は地獄を作り出しますから、これだけはやめてほしい」
軽妙な語り口に会場に、集まった約800人が聞き入っていました。
年末にかけて飲酒の機会も増えることから、飲酒運転に注意を呼びかけていました。