米沢蓮2位、来季シード権 ゴルフ、カシオ・ワールドオープン

最終日、通算13アンダーで2位の米沢蓮=Kochi黒潮CC

 ゴルフのカシオ・ワールドオープン最終日(26日・高知県Kochi黒潮CC=7335ヤード、パー72)首位と1打差の6位で出た米沢蓮(盛岡中央高―東北福祉大)は5バーディー、1ボギーの68で回り、通算13アンダー、275で自己最高に並ぶ2位に入った。前日トップから68で回り、通算14アンダーで優勝した鍋谷太一と1打差だった。(出場61選手=アマ1、晴れ、気温16.4度、東南東の風1.1メートル、観客2820人)

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 米沢蓮はツアー初勝利を目指したが、あと1打及ばなかった。前半は足踏みしたものの、後半はボギーなしで4バーディーを奪い2位タイに食い込んだ。大会を盛り上げた24歳は「悔しいが、自分がやれることはやったと思う」とすっきりした表情で話した。

 大会獲得賞金1680万円を積み上げ、賞金ランキングも22位に押し上げた。確定的だった初のシード権を確保し「来季につながるいいプレーができた。自分ですごく成長を感じる」と手応えを口にした。

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