逮捕で無支給、改正条例を可決 宮崎市議会、議員報酬

議員報酬に関する改正条例を全会一致で可決した宮崎市議会=27日午前

 宮崎市議会は27日、逮捕や勾留を理由に、市議が議会を長期欠席しても報酬が支払われ続ける現状を見直すため、支給を停止する新規定などを盛り込んだ議員報酬に関する改正条例を本会議で、全会一致で可決した。同日から施行される。

 同市議会では政治団体代表「スーパークレイジー君」として初当選した西本誠市議(37)が逮捕、起訴され、議会を欠席する中でも報酬が支払われていることに批判が強まっていた。

 改正条例は、議員が逮捕や勾留された場合、拘束が解かれる日まで支給を停止。有罪になれば支給せず、不起訴や無罪判決が確定した場合は、停止期間分の報酬を後日改めて支給すると定めている。

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