いわきが地元出身のMF黒宮渉と契約満了、大学在学中に加入し3年半プレー「このクラブには感謝しかありません」

地元出身のMF黒宮渉は3年半で退団[写真:©︎J.LEAGUE]

いわきFCは27日、MF黒宮渉(24)との契約満了を発表した。

黒宮は地元いわき市出身で、鹿島アントラーズノルテJrユースから明秀学園日立高校、作新学院大学へと進学していた。

作新学院大学在学中の2020年8月にいわきへと入団。JFLを戦うチームでは1年半で25試合に出場し2得点、天皇杯で1試合に出場。2022年は明治安田生命J3リーグで1試合、今シーズンは明治安田生命J2リーグで3試合の出場に終わっていた。

黒宮はクラブを通じてコメントしている。

「今シーズン限りでいわきFCを退団することになりました。自分の地元であるいわき市にJリーグのチームができるなんて小さい頃は想像もできなかったです。そんないわきFCの一員として戦うことができてとても幸せでした」

「僕はここでいわきを去りますが、これからのいわきFCの活躍と、いわき市が東北一の都市になることを心から願っています。来シーズンからいわきFCの選手として戦うことができないのは非常に残念ですが、新しいステージで自分らしく頑張っていきたいと思います」

「最後になりますが、プロサッカー選手になるという夢を地元いわき市で叶えさせてもらい、JFLからJ3、J2へと2度の優勝と昇格を経験させてもらえて、このクラブには感謝しかありません」

「クラブスタッフの皆様、ファン、サポーターの皆様、3年半の間、本当にありがとうございました!」

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