SAGA2024控え、佐賀市がイベント 競技披露や体験 サッカー元日本代表の中澤佑二さんも登場 きゅ

競技用車いすを体験する子どもたち=佐賀市

 来年、佐賀県で開催されるSAGA2024(国民スポーツ大会、全国障害者スポーツ大会)を前に、スポーツの魅力を伝えるイベント(佐賀市主催)が23日、市内で開かれた。競技の披露や体験、元プロ選手の対談などを子どもたちが楽しんだ。

 佐賀駅前交流広場で開かれた「GO!GO!駅スポ」では、県フェンシング協会などがデモンストレーションを披露し、競技の面白さを伝えた。坂井英隆佐賀市長と対談した元サッカー日本代表の中澤佑二さんは、元コートジボワール代表ディディエ・ドログバに「世界はすごい」と感じさせられたエピソードを紹介。サッカーJ1、サガン鳥栖のサポーターにも触れ「拍手で迎え、拍手で見送ってくれる。こんなにすてきなサポーターはいない」とたたえた。

 佐賀商工ビル周辺では「スポテン佐賀2023」と題し、自転車のBMX、スケートボードなどの体験会があった。車いすバスケットボールで使われる競技用車いすに乗った勧興小6年の古川輝てるさんは「カーブの操作やスピードの調整が難しかったが、慣れると楽しかった」と笑顔を見せた。(福本真理)

 

フェンシング体験をする子どもたち=佐賀市の佐賀駅前交流広場
フェンシング体験をする子どもたち=佐賀市の佐賀駅前交流広場
現役時代のエピソードなどを語る中澤さん(右)=佐賀市の佐賀駅前交流広場
スリーオンスリーの競技などが行われた=佐賀市
ラグビーの体験をする子どもたち=佐賀市の佐賀駅前交流広場
スケートボードを体験する子どもたち=佐賀市

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