【チャンピオンズC/血統予想】単回収値226超で“レモンポップ斬り”へ 「馬券内率60%」該当馬も警戒

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今週末は、下半期における砂の王者決定戦・第24回チャンピオンズC(GI、中京ダ1800m)が行われる。

前走南部杯を圧勝のレモンドロップキッド産駒レモンポップ、2年前の勝ち馬でシニスターミニスター産駒のテーオーケインズ、デビューから無傷の5連勝と底を見せていないヘニーヒューズ産駒セラフィックコールなど、多彩な血統構成の馬が集結した。

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ここでは馬券検討のヒントとなる「血統」で本競走を攻略する。

■チャンピオンズCで無視できないリーチザクラウン産駒

過去5年、中京ダート1800mの最多15勝は【15.12.16.146】のルーラーシップ。これに続くのは【14.11.11.95】のキングカメハメハ、同じ勝ち星で【14.10.12.90】のキズナ、【14.6.10.81】のディープインパクト、さらには【13.11.11.96】のハーツクライと続く。

ランク上位外に目を向けると、リーチザクラウンが【4.1.1.13】馬券内率31.6%と前述の種牡馬をしのぐ数字をマーク。本レースでもクラウンプライドが2着に入る好走をはたしており、中京ダート1800mでは特注の血統と言えよう。

今年、出走登録があるリーチザクラウン産駒は2頭。ここではアーテルアストレアクラウンプライドを考察する。

■クラウンプライドは継続騎乗の川田将雅が追い風に

父リーチザクラウン×母父ワークフォースのアーテルアストレア。母父はミスタープロスペクター系に該当するが、集計期間中、中京ダート1800mに出走した父リーチザクラウン×母父ミスタープロスペクター系の成績は【4.1.0.3】単勝回収値266。今回は牡馬相手のGIレースだが、血統面の後押しと2勝を挙げているコース替わりで通用の可能性は高いと見た。

もう1頭のクラウンプライドは昨年の本レース2着馬。この舞台の新馬戦も圧勝していることから、コース適性自体も相当高いと思われる馬だ。今回は前走に引き続き川田将雅が騎乗予定だが、集計期間中において前走から継続騎乗で中京ダート1800mに臨んだリーチザクラウン産駒は【2.1.0.2】馬券内率60%。GI馬がひしめくここは人気の盲点が予想されるが、侮ってはいけない穴馬候補と言えるだろう。

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文●SPREAD編集部

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