国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)は26日、多数の犠牲者が出たとされるパレスチナ自治区ガザのアルアハリ・アラブ病院での爆発について、ロケット弾の誤射が原因とする調査結果を公表した。こうした武器は「通常パレスチナの武装勢力に使われている」と指摘。ただ誰が発射したかを特定するには追加調査が必要とした。
HRWは公開されている写真や映像、衛星画像の分析、目撃者と専門家へのインタビューなどに基づいて調査を実施。爆発は「明らかにロケットを推進力とする武器」で引き起こされたとし、イスラエル軍がガザで行うような空爆が原因であることは「ほぼあり得ない」と指摘した。