冬の味覚、おでんによく合う大根「おでん大根」の収穫が、三重県度会町で始まりました。
おでん大根は出汁の味が染み込みやすく、柔らかい果肉がおでんによく合うことからその名が付けられました。
度会町では8年前から栽培が始まり、今は7軒の農家がおでん大根を作っています。
ことしの収穫は11月10日から始まり、森本均さんの畑では、早朝から大きさを確かめながら大根を1本ずつ抜き取る作業に大忙しです。
(森本均さん)
「猛暑と雨不足で発育は遅れたが、その後順調に品質の良いものが育ったと思います」
収穫作業は来年1月中ごろまで続き、周辺地域を含めおよそ50トンが出荷されるということです。