今季延べ430校で過去最多 栃木県内公立学校のインフル休校休業 先週は100校休業措置

栃木県教委の入るビル

 栃木県教委は27日、インフルエンザとみられる症状が相次いだとして休業措置を取った県内公立学校は先週4日間(祝日の23日を除く20〜24日)で延べ100校だったと発表した。今季の休業数は24日時点で延べ430校となり、記録が残っている2010年以降、同期(9月上旬〜11月下旬)比で過去最多となった。

 先週4日間の内訳は、宇都宮市保健所管内が小学校20校、中学校8校、高校2校。県西健康福祉センターは小学校8校、中学校1校、高校2校だった。県東は小学校3校、中学校が4校。県南は小学校13校、中学校1校、高校4校。県北は小学校16校、中学校6校、高校1校。安足は小学校9校、中学校と高校で各1校だった。

 県教委は各学校に対して手洗いや体調管理など、感染対策の徹底を呼びかけている。

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